My Story マイストーリー ~人生の贈り物
あの時、自分に向き合う事をあきらめないで良かった。
幸せに生きること。
人を大切に思うこと。
出来ない自分を責めた事もあったけれど、
つらかったことも、寂しかったことも、
悲しみも、怒りも・・・
ぜんぶ自分からの贈り物だった。
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1970年、私は会社員の父と美容師の母のもとに生まれました。
いつも私の身なりを綺麗に整えてくれ、
何不自由なく育ててくれた母
でも私は大好きだった母といる時間の少なさに
仮病を使って困らせていたことを覚えています。
社会人のスタートは、教員の臨時採用。
2年間、小・中学校の音楽を教えて
「このまま教員になるのかなぁ・・・」
と他人事にように思っていました。
そんな、のんきな私に
待っていたのは、母の死でした。
母の背中を見て育ち、目標にしていた母。
その大好きだった母が・・・
癌で亡くなったのです。
それから私の人生が大きく変わりました。
「私がしっかりしなきゃ!」
「きちんと生きなきゃ!」
そんな気持ちになった私は、
母が望んでいた美容師の道を進むことを決めました。
24歳の時でした。
病気や死の恐怖からの学びが
「幸せとは何か?愛とは何か?」の探求へ
その後、勤めていた美容室のオーナーと結婚。
母の期待通りに美容師になった私、
幸せな結婚もした私、
順風満帆だと感じていた私・・・
けれど、
幸せなはずなのに何かが足りない・・。
怒りたくないのになぜ、怒りがわくんだろう・・・。
きちんと頑張っているのに、なぜ上手くいかないんだろう・・・。
そんな葛藤に苦しみながら
私は母の死後、10年間
一般的な幸せを求めて頑張り続けていました。
そして、その頑張っている私の心の中には、
心の片隅に病気への恐怖や
死への恐怖がずっと居座り続けていたのです。
でも、感じないフリ…
大丈夫なフリ…をしていました。
体調が悪ければ、怖くなり
すぐ病院に行き対処する日々が続いていたけれど
34歳の時に
斉藤一人さんの本がきっかけで
まず「何で病気になってしまうのか?」
そして「体調が悪いと何でこんなに不安になるのか?」
と疑問に思い始め…
そこからは、
もう恐怖を感じないふりは出来ないと思い
『なぜ病気になるのか…?』
『死んだらどうなるのか…?』
を調べ始めたんです。
そして、さらに癌に関する本、免疫学の本、
心と身体の関係を書いてある本など
病気に関する本や、スピリチュアルな本、宗教的な本など
死んだらどうなるのか…に関する本も読み漁り始めました。
病気が怖くて、死ぬのが怖くて独学を始めたのですが、
だんだんと病気が
“心の問題”から派生しているかもしれない事や
病気の不安は、
“死への恐怖”が絡んでいるのかもしれない事に気づき始めて
元々は病気や死の恐怖から学び始めた事だったけれど、
体調というものが
幸せに生きることや
穏やかな心、ワクワクする心、
嬉しい楽しいという感情に関係していて、
体調をぐっとよくする事に気づくとともに
自分の身体でも実感し始めるようになったのです。
それ以降、
病気や死の事よりも
「幸せとは?」
「愛とは?」
の探求が始まったのです。
幸せと思っているのに、
何故かむなしくなったり、悲しくなったり、、
誰かと一緒にいるのに
寂しく感じてしまったり、、
そんな事って、ありませんか?
私はそういった自分の心の変化に
だんだんと疑問を抱くようになったのです。
怒らない方がいいと分かっているのに怒ってしまう事や
怒りたくないのに、ついカッとなってしまう・・・
そんな自分が嫌いだったから
さらに、潜在意識、心理学など、
人の心の仕組みがどうなっているのかにも興味を持ちだして、
心理学を本格的に学び始めることに。
初めは、分からない事も多く、
何となく分かった気になり
傲慢になった時期もあったけれど、
時間と共にだんだん理解が深まっていきました。
そして、私は学んだきたことを仕事に活かしたいと思い、
NLP心理学(神経言語プログラミング)の
プラクティショナーとマスタープラクティショナーの資格を取ったのです。
父の死の次は自分自身が癌に
私がNLPの資格取得に励んでいる頃、父の膵臓癌ステージⅣが見つかり
4ヶ月であっという間にこの世を去りました。
父を看取った時、本当に学んでいて良かったと思った事があります。
それは、
「死んだらどうなるのか?」を自分なりの解釈ではあるけれど、
自分の中で腑に落ちるまで学んでいた事、
そして父の死は悲しいけれど、
いつかは来るお別れなので恐怖に目を背ける事なく、
しっかり父に寄り添う覚悟が出来た事でした。
父の死から5ヶ月後、父が亡くなったストレスもあり、
私自身に大腸癌が見つかり、手術をすることになったのです。
その時、西洋医学のチカラも、
もちろんお借りして手術をお願いするけれど、
目に見えない自分自身の身体が治ろうとするチカラを信じる事も必要だと感じて、
ヒーラーであり手愛手ヒーリング創始者である
河野修一先生が行っていらっしゃる
「南伊勢ナチュラルヒーリング」を申し込みました。
南伊勢の自然の中に浸る時間…
河野先生の手愛手ヒーリングで身体と心が緩んでいく感覚…
そして、
そのままの自分でいいという「在り方」
を押し付けることなく、伝えてくださった事に
今でも感謝しています。
過去の振り返りと未来
態度では大丈夫なふりをしても、
心の奥底では不安で怖くて、
ビクビクしている自分がいる事にも気づくことができて
手術の時は、
自分自身と向き合い、寄り添う事ができたと思います。
この時の体験が
今の「ケアミィヒーリング」を本格的に仕事にしていこう!
と思ったきっかけになっています。
振り返ると、
大腸癌が見つかった時は落ち込みましたが、
心と身体は繋がっている事を20年学んできていた事や
「南伊勢ナチュラルヒーリング」に思い切って行った事…
病気は悪い事ではなく、身体からのお知らせだと思っていた事…
などによって、
不安は少なくなり、逆にストレスを手放すよう教えてくれた事に感謝しています。
その後、NLP心理学の資格も無事取得でき、
同時に手愛手ヒーラーのベーシック講座、
そしてマスター講座を受け、
これから“手愛手ヒーリングのマスター”としても
活動の枠を広げていきたいと決意したのです。
過去の私は・・・
今の自分じゃダメだと思い込み、
「変わりたい!」
「変えなくては!」
とひたすら頑張り続けてきましたが、
誰一人変わらなければいけない人、
変えなければいけない人なんていなくて、、
ただ自分で自分を幸せにしていく術を身につけていけば
誰でも幸せに生きることが出来るのだなぁと…と感じています。
テクニックでは、人は癒せない。
ただ寄り添い、その人のタイミングを待つだけ。
その為に自分で自分をしっかり愛して、
自分の在り方を常に大切にしていきたい。
そして、
自分の心から溢れた分の・・・「愛」を
あなたにもお裾分けできればいいなぁと思っています。
おまけ・・・同居猫の紹介
【くろた】
ボンネットの中に入り込んで保護されたボンネット猫。
私が猫と暮らしたい!と思ったその日に出逢った黒猫。
黒の男の子なので、名前はくろた。優しいイケメンです。
【ちびた】
これまた、ウチに用事で来た方のボンネットの中に入ってたボンネット猫。
くろたが来た2か月後に、またまた黒猫がやって来ました。
2番目で小さかった(当時は…)男の子なので、名前はちびた。
イケメンではないけれど、愛嬌があって味のある猫です。
【さんた】
くろたとちびたが我が家に来た5年後の2023年9月にウチの敷地に迷い込んで来た猫。
これまた黒猫。いろんな病気を持ってたけれど、今は1番デカくてやんちゃ。
3番目に来た男の子なので、名前はさんた。
体格と顔に似合わず可愛い声で鳴くシュッとしたイケメンです。